渡辺麻友、突然の芸能界引退の真相に迫る

引退までの経緯

2020年2月、中居正広さんがMCを務める音楽番組「UTAGE!」に出演予定だった渡辺麻友さんが、当日になってドタキャンする事態が発生しました。この頃から体調の不調が周囲に伝えられていました。

その後、ファンクラブの運営が休止され、レギュラー番組への出演も途絶えていきました。SNSの更新も次第に減少し、最終的には全てのアカウントが削除されるという異例の対応が取られました。

渡辺さんの所属事務所であるプロダクション尾木は、本人から「健康上の理由で芸能活動を続けることが難しい」という申し入れがあり、契約を終了する形になったと発表しました。また、数年間体調が優れない状態が続いていたことも明かしています。

渡辺さんの共演者であった中居正広さんは、「まゆゆはアイドルの中のプロ」と称賛。最後に会ったのは前年の「UTAGE!」であり、体調不良による突然の欠席を惜しむコメントを残しました。

渡辺さんは引退発表後、自身のTwitterで最後のメッセージを投稿。その直後に全てのSNSアカウントと公式サイトを閉鎖し、事務所の所属タレントページからもプロフィールが削除されました。この潔い引き際は、多くのファンから称賛されています。

引退の具体的な理由や、その後の渡辺さんの状況については、現在も明らかにされていません。事務所は本人のプライバシー保護を理由に詳細な説明を控えており、本人からの直接的な説明もありません。

渡辺麻友（わたなべまゆ）は、1994年3月26日生まれの元アイドル、元女優、元歌手です。埼玉県さいたま市出身で、身長156cm、血液型はAB型。愛称は「まゆゆ」で、米沢瑠美さんが命名しました。

2006年12月、AKB48の3期生としてデビューしました。2007年にはシングル「BINGO!」で初の選抜入りを果たし、その後グループの中心メンバーとして活躍しました。2014年の第6回AKB48選抜総選挙では、15万9854票を獲得し、初めての1位に輝きました。

2020年6月1日、健康上の理由で芸能界からの引退を発表しました。所属事務所からは、数年間にわたり体調が優れない状態が続いていたことが明かされています。

秋元康さんからは「アイドルになるために生まれてきた」と評されるほどの完璧なアイドル性を持ち、ファンからは「CG（シージー）」とも呼ばれていました。好きな飲み物はピルクルで、キノコが好物という親しみやすい一面も持っています。